当社エンドレス社のインポートカー全般のサスペンションシステムの開発を担っていた時期が有りました。

その一環としてBMW　MINIのこだわった車高調を開発すべくメイク＆トライを繰り返し、商品化にたどり着きました。

MINIの場合リアのサスペンションの取り付けに角度が付いて付いている為、ショックに対して垂直に入力が入らないと言う課題を最後迄抱えながら最終的にはロア側の取り付け位置の変更により適正な入力の角度とリアのショック容量を確保しました。

ショック容量の確保はショックの開発に於いては重要なファクターです、ショック容量が少ないと減衰力に深みが出ずペラペラな乗り味になってしまいます。当初サブタンク装着も考えましたが販売価格が更に高価な物になってしまいますのでスタンダードモデルはサブタンク無しで奥行きの有る減衰力の発生を実現致しました。

拘りの一品を拘りの車に・・・・